2011年05月17日

耐震チェックポイント1



マンションのチェックポイント
耐震性を見極める一つの基準に建築年があります。建物の耐震性を定める建築基準法がより厳しくなった1981年(昭和56年)6月1日以降に確認申請を受けたかどうかが、ポイントです。
1981年の確認申請といえばちょうど30年前にあたります。確認申請を受けてから木造なら半年程度、マンションなら階数により1年以上工事に時間がかかるため、竣工が1981年以降でも必ず「確認申請の日」を確認してください。
この建築年は目安にはなりますが、それ以前でもしっかりと造られた建物なら安全ですし、それ以降でも手抜きや欠陥住宅であれば危険といえます。
それでは次に築年数以外のチェックポイントをマンション、戸建て別に見ていきます。

マンションのチェックポイント


1:基礎、柱、壁、梁(はり)、天井にヒビが入っている
マンションの主要な躯体部分に亀裂が入っている場合、いわゆる欠陥マンションの可能性があります。名の通った大きな分譲会社、施工会社のマンションなら安心なわけではありません。専門家に診断してもらうことをお勧めします。
2:吹抜け、ピロティが多い
1階部分がエントランスホールなどで大きな吹抜けが取ってある場合や、「ピロティ」(壁がなく柱だけで成り立っている空間)となっている場合、その部分は壁や床がないため構造上の弱点になる可能性があります。阪神淡路大震災では、そのような建物に被害が多く見られました。


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